岩手・宮城内陸地震や東日本大震災の影響で休業していた栗原市の釣り堀が今月、11年ぶりに営業を再開しました。子供たちや地域の人たちの交流の場にしたいという経営者の思いから復活に至りました。

栗原市耕英地区にある熊谷養魚場。池の中で泳ぐのは名物の養殖イワナ、1匹350円で釣りを楽しむことができます。

男の子Q何匹釣った?「5匹!気持ちいい」
父親「子供のころ何回か来たことがあった。どんどん遊ぶ場所が少なくなっていたので本当によかった」
女の子「楽しかった」

50年ほど前に創業した熊谷養魚場。2008年に発生した岩手・宮城内陸地震で、イワナの稚魚約20万匹が全滅しました。2010年に再開しますが、今度は東日本大震災の原発事故の影響で2013年3月から再び休業を余儀なくされ、再開できずにいました。
その間に先代が亡くなり、甥にあたる熊谷信雄さんが今月1日、11年ぶりに営業を再開させました。

熊谷信雄さん
「子供たちの声が聞きたいなと思って。みんなが楽しめる場所づくりをしたいなと」

釣ったイワナは塩焼きにして、その場で食べることができます。

高橋咲良アナウンサー
「香ばしい、いい香りです。淡白であっさりとした身と程よい塩気が本当においしい。とれたてって最高ですね」

熊谷養魚場は今月25日までは毎日営業し、それ以降は金土日のみ営業、紅葉シーズンには再び毎日営業するということです。

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