大分県カボス振興協議会は20日、県産カボスの「旬入り」を宣言した。大分市公設地方卸売市場で宣言・出荷式があり、鮮やかに色づいたカボスが競り落とされた。
毎年、露地物が出回る8月に宣言。今年度は生産量の少ない「裏年」にあたるため、着果量は少なく、約4200トンを見込む。20日の取引量は計408キロで、段ボール入り(2キロ)の高値は1500円、1キロ当たりの平均価格は581円だった。
JAおおいたカボス部会の飛賀洋一部会長は「酢の物に使ったり、そうめんのつゆに入れたりして、爽やかな風味で残暑を乗り切ってもらえれば」と話した。【石井尚】
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