東京都千代田区の靖国神社で19日に石柱への落書きが見つかった事件で、関与したとみられる人物が同日に中国へ出国していたことが22日、捜査関係者への取材で分かった。数日前から日本に滞在していたといい、警視庁が器物損壊の疑いで詳しい経緯を調べる。
捜査関係者によると、18日夜に不審な人物が石柱の台座に上がる様子が防犯カメラに残っており、同一とみられる人物が19日に中国へ出国したことが確認された。この人物は、落書きの画像を中国のSNSに投稿したとみられる。
落書きは19日午前3時50分ごろに神社職員が見つけ、石柱に中国語で「トイレ」などを意味する文字が書かれていた。〔共同〕
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