静岡県内は8月23日未明に静岡市駿河区で猛烈な雨を記録するなど警報級の大雨となり、静岡市では一時避難指示が発令されました。

県内は暖かく湿った空気の影響で大気の状態が不安定となり、静岡市駿河区で午前2時35分までの1時間に93mmの猛烈な雨を記録したほか、清水区では24時間雨量が318mmといずれも8月の観測史上最大を記録しました。

この雨を受けて静岡市は一部の地域に避難指示を発令しましたが、23日朝に解除しています。

駿河区ではこれまでに土砂が道路に流れ出る被害や床下浸水などが確認されていますが、けが人はいないということです。

斉藤力公 記者:
在来線の改札口前では大勢の人が運転再開を待っていて、中には座り込んでいる人も見られます

JR東海は雨量が規制値に達したため一部区間で始発から運転を見合わせましたが、午前10時半 運転を再開しました。

また、高速道路では東名と新東名の一部区間が23日正午の時点でも通行止めとなっています。

気象台によりますと、24日夜遅くにかけても雷を伴い非常に激しい雨となる恐れがあり、土砂災害等への警戒が必要です。

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