暗闇の中で燃え盛る炎。
消防車のサイレンが鳴り響く中、フェンスの奥で炎と煙が激しく上がっています。

発生した時間は、26日午前1時45分ごろ。

場所は、福岡・北九州市にある、大阪行きのフェリーなどが発着する新門司港近く。

現場は、中古車の解体や部品の保管などを行う“ヤード”と呼ばれる施設です。

火事の知らせは、通行人から消防に入りました。

火は約3時間後に消し止められ、けが人はいませんでした。

焼け焦げた車体。

ヤードの中には、海外に輸出するための中古車が止めてあったということです。

この火災で、輸出用の乗用車など57台が燃えました。

なぜ火災が起きたのでしょうか。

福岡県警によると、現場は海運会社が管理しており、防犯カメラと警備用のセンサーがついていたということです。

火が出た当時、ヤードは無人だったとみられていて、人が侵入した形跡は確認されていないということです。

警察と消防は、出火の詳しい原因を調べています。

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