大麻を所持していたほか麻薬を輸入していたとして、スペインとオランダ国籍の男女が逮捕されました。
大麻取締法違反などの疑いで逮捕されたのは、スペイン国籍の自称映像制作の男(36)とオランダ国籍の自称コンサルタントの女(34)です。
2人は2月14日ごろ、何者かと共謀の上、麻薬の入った国際書留郵便をスペインから発送し、16日に東京都内の空港に到着させて輸入した疑いがもたれています。
郵便物は紙製の封筒で17日に横浜税関が検査した際に発覚していて、中にはコカイン約336g(末端価格約9万円相当)とケタミン約1.5g(末端価格不明)が入っていました。
宛先には2人が同居する北海道ニセコ町内の共同住宅が記載されていて、情報提供を受けた北海道警などが3月11日に家宅捜索。
その際、居室内に乾燥大麻約6.8g(末端価格約3万4000円)が見つかり、2人を大麻取締法違反で現行犯逮捕しました。
調べに対し「ニセコ町在住の人から入手した」などと話していたということです。
喫煙用のパイプなどもあわせて押収されていて、2人は自らの使用目的で所持していたとみられています。
その後、麻薬の輸入についても裏付け捜査がおこなわれ、2人は麻薬および向精神薬取締法違反容疑で4月1日に再逮捕されています。
警察は両容疑について2人の認否を明らかにしていません。
警察は余罪などについても今後調べることにしています。
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