台風10号の接近に伴う東海地方の交通機関への影響をまとめました。

 東海道新幹線は8月30日から9月1日にかけて、全線もしくは一部区間で計画運休や長時間の運転見合わせを実施する可能性があるとしています。

 また、28日と29日、9月2日についても、長時間運転を見合わせる可能性があります。

 JR在来線は東海道線が雨のため、28日は豊橋駅と静岡駅の間で終日運転を見合わせています。飯田線も長山駅と中部天竜駅の間で終日運転を見合わせているほか、特急「伊那路」も運休となりました。

 また名鉄と近鉄も今後、計画運休などを行う可能性があります。

 高速道路は、東名高速の豊川インターチェンジと菊川インターチェンジの間、新東名高速の新城インターチェンジと新静岡インターチェンジの間で通行止めとなっています。(午後5時時点)

 また空の便も、中部国際空港では28日、鹿児島便など国内線と国際線合わせて8便が欠航となり、29日以降も欠航や遅れが発生するおそれがあります。

 そして、経済への影響です。トヨタ自動車は28日の夕方から、国内の14工場すべての稼働を停止しました。台風接近による物流への影響や従業員の安全を考慮したということです。

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