2023年札幌ススキノのホテルで頭部がない遺体が見つかり、実行役の田村瑠奈被告(30)が殺人などの罪で起訴され、父親の修被告(60)と母親の浩子被告(61)も死体遺棄ほう助などの罪で起訴された事件で、8月28日、修被告の公判前整理手続きが行われました。


 手続きは非公開で行われ、弁護側によりますと修被告については26日に新型コロナウイルスの陽性と判明したため出席せず、裁判員裁判となる修被告の公判に向け裁判官と検察官、弁護人で争点や証拠などについて協議したということです。

 また瑠奈被告の公判前整理手続きは9月5日に行われる予定です。

 瑠奈被告と修被告は裁判員裁判で審理される見通しですが、2人の裁判については分離されることが決まり、瑠奈被告の初公判の見通しは立っていません。

 30日には浩子被告の3回目の公判が予定されていますが、修被告は新型コロナの陽性となったことで出廷できず修被告に対する証人尋問は延期となりました。

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