札幌市東区の中古車販売店で8月、高級外車「ジープ」が盗まれた事件で、警察は57歳の男を逮捕しました。
建造物侵入と窃盗の疑いで逮捕されたのは、札幌市白石区の無職、大浅伸之容疑者(57)です。
大浅容疑者は8月17日夜、札幌市東区の中古車販売店の倉庫に侵入し、乗用車と中に積まれていたキャンプ用品などを盗んだ疑いが持たれています。
盗み出されたのは、およそ440万円で売りに出され買い手がほぼ決まっていたという「ジープ」。
事件の4日後、札幌市清田区の住宅街で放置されている車が見つかり、周辺の防犯カメラの映像などから大浅容疑者の関与が浮上しました。
事件の様子を捉えた映像から見て取れるのは大浅容疑者が車を盗み出すまでの手際の良さでした。
倉庫に忍び込み逃走するまでわずか5分あまりで、事前に店を下見するなど計画的だった可能性があるとみられています。
大浅容疑者は調べに容疑を認めたうえで「自分の車をカスタムしたかった」などと話していて、車のパーツを得ることが目的だったとみられます。
警察は今後、大浅容疑者の余罪の有無なども調べることにしています。
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