8月30日夜、札幌市東区のアパートの一室でラム肉を焼いていたカセットコンロが爆発し、部屋の内部が全焼しました。この部屋に一人で住む70歳の男性の他、ケガをした人はいません。

 爆発があったのは、札幌市東区北31条東17丁目にある4階建てアパートの1階の一室です。

 8月30日午後8時20分、近くにいた人から「ガス爆発だ」と警察に通報がありました。

 この爆発で無職の男性(70)が一人で住む部屋の内部25平方メートルが全焼。火はこの部屋の真上にある2階の部屋の網戸にも燃え広がりました。

 火は約3時間後に消し止められました。男性の他、アパートの他の住人や近くにいた人なども無事でした。

 警察によりますと、男性は当時、キッチンのシンク前にあったちゃぶ台の上に置いたカセットコンロでラム肉を焼いていました。

 男性がカセットコンロから5分ほど目を離した後、鍋から煙が出て、部屋の中の火災報知器が鳴りました。

 男性が煙を逃がそうと玄関ドアを開けたところ、ガスコンロが爆発。ガスコンロが寝室のベッドまで吹き飛び、布団に引火しました。

 部屋の内部が炎上したことで、保管してあった別のカセットボンベも加熱され、爆発しました。

 警察はカセットコンロが爆発した詳しい原因を調べています。

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