北海道北見市で9月2日、高齢男性が運転する軽トラックが自宅車庫のほか近隣の住宅2棟に衝突する事故があり、男性が病院に搬送されました。

 2日午前7時10分ごろ、北見市常呂町東浜の住宅街で事故の音を聞いた住民が消防に通報しました。

 現場では軽トラックが複数箇所に衝突し停車していて、運転していた80代の男性がケガをして病院に搬送されました。

 警察によりますと当時男性は自宅から出かけようとしていて、ハンドルを切り前進させた軽トラックが自宅車庫に激しく衝突。

 男性はバックした後に再び前進させ、自宅向かいの住宅に衝突しました。

 その直後、男性は右にハンドルを大きく切ったまま円を描くようにしてバックし、そのまま別の近隣の住宅に突っ込んだということです。

 軽トラックが衝突した住宅2棟はいずれも壁が凹んだほかガスタンクが横倒しになるなど被害がありましたが、住人にケガはありませんでした。

 男性は「ゴールド免許」を所持していて、警察はハンドルやブレーキ・アクセル操作のミスが原因とみて、当時の状況を調べています。

 また北海道警では高齢ドライバーに対し、車の駐車時や発進時にはより慎重な運転操作をするよう呼び掛けています。

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