今年7月、愛媛県松山市の松山城城山で起きた土砂崩れ。被害を受けた地元住民らは5日、市に対し今後の対応などを尋ねる公開質問状を提出しました。

「野志市長に対する公開質問状」を提出したのは、愛媛県松山市の松山城城山のふもとに住む緑町1丁目の住民14人です。

質問状を手渡す住民:
「いまだに役所からの住民説明会が一度も開かれていないので。公開質問状として持ってきましたどうか受け取って下さい」

質問状で住民は
・頂上の斜面に緊急車両用道路を作る必要はあったのか
・崩壊した斜面の復旧をどう進めるのか
など8項目について、回答するよう求めています。

質問状を提出した住民・久保田イツオさん(75):
「緑町の住民としては天守閣の下に盛り土をして道路を作って危険な城山にしてほしくないのです。雨が降るたびに怖いですねあのことがあってから」

住民は2週間以内の回答を求めていますが、質問状を受け取った市の担当部長は「災害対策本部で検討する」と明言を避けています。

一方、市は被災者に「生活再建金」を給付する考えで、敷地内に土砂が流入したことを確認している約700件の民有地について5日付で調査票を送っていて被害内容の詳しい把握を進めたいとしています。

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