兵庫県の斎藤元彦知事がパワハラ疑惑などを内部告発された問題を巡り、5、6日に開かれた県議会の調査特別委員会(百条委員会)は斎藤氏のほか、辞職した片山安孝前副知事ら側近3人を証人尋問しました。疑惑を追及する百条委の仕組みや権限とは。職員アンケート調査や百条委で浮上した問題点や議会との関係、斎藤知事による兵庫県政についてまとめました。(内容やデータは公開当時のものです)

兵庫県知事、早期処分検討の指示「記憶ない」 百条委


兵庫県の斎藤元彦知事がパワハラ疑惑などを内部告発された問題を巡り、兵庫県議会の調査特別委員会(百条委員会)は6日、斎藤氏を証人尋問した。同氏は内部告発者の早期処分を指示したとする県職員の証言に対し、全面的に否定した。…詳しくはこちら

百条委員会とは 虚偽証言に刑事罰 地方議会の「伝家の宝刀」



兵庫県の斎藤元彦知事がパワハラ疑惑などを内部告発された問題を巡り県議会に設置された百条委員会は、自治体の事務に関する疑惑、不祥事の事実関係を調査する役割を担う。…詳しくはこちら

公益通報とは 通報者の保護軽視、組織にリスク


=共同
兵庫県の斎藤元彦知事のパワハラ疑惑などを巡る問題で、内部告発した前西播磨県民局長は公益通報の調査中に懲戒処分を受けた。通報者保護の軽視ともいえる県の対応は、強い批判とともに組織に対する信用低下を招いた。…詳しくはこちら

内部告発問題、職員アンケートや証人尋問で浮上した疑惑は


兵庫県の斎藤元彦知事がパワハラ疑惑などを内部告発された問題を巡り、兵庫県議会の調査特別委員会(百条委員会)は8月30日、斎藤氏を公開で証人尋問した。厳しい叱責を受けたとされる県職員ら4人も出頭。斎藤氏は机をたたいて叱責したことを認めて「不適切な行為だった」としたが、パワハラと認めるかどうかは言及を避けた。…詳しくはこちら

地方議会、問われる監視力 不信任案探る動きも


兵庫県の斎藤元彦知事は8月30日、パワハラ疑惑などの内部告発を巡り県議会の調査特別委員会(百条委員会)の証人尋問に臨んだ。斎藤氏は改めて辞職を否定し県政のかじ取りに意欲を示したが、県幹部が相次ぎ現場を離れるなど行政の停滞が目立つ。事実解明を進めて行政を正常化できるか。議会の力が問われる局面になる。…詳しくはこちら

斎藤知事、公約は「ボトムアップ型の県政」


自身のパワハラ疑惑などを巡り百条委員会で証言した兵庫県の斎藤元彦知事は2021年7月、日本維新の会と自民党の推薦を受け、5期20年続いた井戸敏三前知事の後継候補を破って43歳で初当選を果たした。知事選の公約に掲げたのは「ボトムアップ型の県政」。就任直後から知事への「お伺い」や長時間のレク(知事への説明)を減らすといった取り組みを進めた。…詳しくはこちら

【もっと詳しく知るには】

  • ・自民、兵庫県知事に辞職申し入れへ 全会派に呼びかけ
  • ・兵庫県知事の対応、維新が来週にも決定へ パワハラ疑惑
  • ・兵庫県知事の叱責は「理不尽」と部下 ガバナンス不全露呈
  • ・兵庫県知事側近、告発者の私的情報漏洩か 県が調査検討

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。