障害がある利用者の少年に暴力を振るった罪に問われている放課後等デイサービス施設の元代表に、執行猶予付きの有罪判決が言い渡されました。
大阪府吹田市の放課後等デイサービス施設「アルプスの森」の代表だった宇津慎史被告(61)は、2023年、施設内で重度の知的障害がある利用者の少年(当時15歳)の顔を殴るなど暴行を加えた罪に問われています。
これまでの裁判で、宇津被告は、起訴内容を認めています。
9日の判決で大阪地裁(中井太朗裁判官)は「常習的犯行で悪質」として懲役1年2カ月、執行猶予3年を言い渡しました。
この施設では、2022年、送迎中に男子中学生が死亡し、兄の雅美被告(66)が業務上過失致死の罪に問われています。
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