9日夜に福岡県須恵町で起きたとされる殺人未遂事件について、警察は被害者による自作自演だったと明らかにしました。

警察によりますと、9日午後8時50分ごろ須恵町植木にある会社で「強盗みたいな人がカッターのようなもので切りつけてきた」と従業員の37歳の男性から消防に通報がありました。

警察は男性の証言に基づき、逃走したとされる容疑者の行方を捜していましたが、その後、男性が「自分で自分の首を切りつけた」という趣旨の供述をしたということです。

また現場付近の防犯カメラにも不審な人物が写っていないことから、警察は男性による自作自演として、事件性はないと断定しました。

警察は偽計業務妨害の疑いなどでの立件を視野に男性から詳しく話を聴いています。

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