千葉市動物公園で撮影された、激しい取っ組み合いのあと両者にらみ合うオスのオオカンガルーのゴローマルとウニ。

真夏の大げんか勃発か。

ウニがゴローマルの胸を突き飛ばすと、ゴローマルが「お前の攻撃は効かん!」と威嚇するように、胸をポリポリ。
その隙に攻撃を仕掛けるウニ。

すると、2頭が仲良く同時にわき腹をポリポリ。

ウニは手のポリポリだけでは飽き足らず、何と顔を突っ込んで雑草でポリポリ。

尻尾で立ち上がりウニが体を大きく見せると、ゴローマルは手を揺らしてあわあわ。

まるで「完敗」と言わんばかりに、今度は委縮しながらポリポリ。

なぜけんか中に体をかくのでしょうか。
飼育員によると、このポリポリは、カンガルー特有の行動の1つだといいます。

千葉市動物公園 飼育員・堀みさとさん:
前脚を器用に使えるので、カンガルー特有のように言っても良いんじゃないか。(Q.なぜケンカ中に体をかく?)いろんな他の飼育員と話してて、興奮を落ち着けるというか、葛藤を落ち着けるような意味合いがあるんじゃないかという予想をした。

飼育員によると、けんかでヒートアップした体を落ち着かせるために体をかいている可能性があるということです。

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