今年6月、広島市東区でタクシーから降りたばかりの乗客の男性をひいて、死亡させた罪に問われているタクシー運転手の男の裁判が広島地裁で始まり、男は起訴内容を認めました。
起訴状などによりますと、広島市安佐北区口田南のタクシー運転手、加藤久和被告(62)は、今年6月、広島市東区の路上で、近くに住む男性をタクシーから降ろしたあと、方向転換のためにバックしていたところ、男性をひいて死亡させたなどの罪に問われています。
加藤被告は現場からタクシーで走り去っていました。
11日の初公判で加藤被告は起訴内容を認め、検察は冒頭陳述で加藤被告が「ひいたことを認識したが恐怖心を感じて立ち去った」と指摘しました。
次回の裁判は、来月16日に予定されています。
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