教え子の少女2人の体を触り、その様子を撮影したとして不同意わいせつなどの罪に問われていた元消防士の男に対し、佐賀地方裁判所は懲役2年6カ月の実刑判決を言い渡しました。

起訴状などによりますと、佐賀消防署に勤務していた元消防士の男(51)は今年5月、佐賀市で運動クラブの合宿中に教え子で13歳未満の少女2人に体を触るなどのわいせつな行為をしたほか、その様子をスマートフォンで撮影したとして不同意わいせつと性的姿態等撮影罪に問われていました。

11日の判決公判で岡崎忠之裁判官は「指導者の立場利用し自らの性欲を満たす卑劣で身勝手な犯行。被害者の健全な育成に悪影響を与えるおそれがあるなど犯行結果は重大」として、検察の求刑4年に対し懲役2年6カ月の実刑判決を言い渡しました。

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