福岡市の認可保育園で今年7月、手足口病にかかった0歳児を段ボールで隔離する不適切な保育が行われていたことが分かりました。

市によりますと城南区にある認可保育園で7月、手足口病に感染した0歳の女児の症状が悪化したため、この0歳児をほかの園児もいた保育室から別の部屋に移動させました。

その際、保護者が迎えに来るまでの間、0歳児を段ボール箱の中に隔離したということです。

市はこうした行為が虐待の疑いがある「不適切な保育」にあたるとして、園側に口頭で注意し改善を求めました。

市の調査に対し、園側は「症状が重く、感染を広げないための措置だった」と説明したということです。

園の担当者はTNCの取材に対し「今回の注意を踏まえ、安心安全な保育ができるように心がけたい」としています。

鄭重声明：本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。