2022年度に虐待で死亡した子どもの数が、全国で72人にのぼることが、こども家庭庁の調査で分かりました。
こども家庭庁によりますと、2022年度に虐待で死亡した子どもは72人で、前の年より2人減りました。72人のうち心中を除く虐待で死亡した56人をみると、0歳が25人で最も多くなっています。
また、9人は出産直後に死亡していて、予期せぬ妊娠で出産した母親が死亡させるケースが目立ちました。
原因となった虐待の種類は「ネグレクト」が24人で4割以上を占め(42.9%)最多で、次に「身体的虐待」が17人(30.4%)と続きました。
こども家庭庁の担当者は、「予期せぬ妊娠をした方への支援や、関係機関と情報共有がしっかり行われる体制を整えていく必要がある」とコメントしています。
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