交通事故死者数が増加する秋を前に、警察庁は9月21日から「秋の全国交通安全運動」を実施し、早めのライト点灯や「ながら運転」をしないよう呼びかけます。

警察庁によりますと、交通事故死者数は秋から年末にかけて例年増加傾向にあり、10月から年末の日の入り後1時間における歩行者の死亡事故は、7月から9月の約2倍に増えるということです。

また、飲酒運転による死亡・重傷事故の件数は、2019年から2023年の期間の合計では、11月と12月が最も多いことがわかっています。

この他、スマホを使用しながら運転する「ながら運転」が原因の自動車の死亡・重傷事故件数は、2023年調査開始を開始した2007年以降、最多となりました。

また、自転車の運転をしながらスマホを使用する「ながら運転」については、2024年11月から法律で禁止され、罰則が科されることが決まっています。

警察庁は、9月21日から10日間の「秋の全国交通安全運動」で、対向車や先行車がいない場合は、ハイビームを使うことや、自転車などに乗る時はヘルメットを着用し、「ながら運転」をしないよう呼びかける方針です。

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