静岡・磐田市でヤマハ発動機社長の日高祥博さん(「高」は「はしごだか」)が、同居する33歳の娘に腕などを切りつけられました。
命に別条はなく、娘は殺人未遂の疑いで逮捕されました。

逮捕されたのは磐田市の無職・日高葉菜容疑者(33)で、16日午前3時ごろ、自宅で同居する父親のヤマハ発動機社長・日高祥博さんの左腕を包丁で切りつけ、殺害しようとした疑いが持たれています。

日高容疑者から「父親に殴られた」と110番通報があり、警察が現場に駆け付けたことで事件が発覚しました。
警察は、日高容疑者が容疑を認めているのか明らかにしていません。

被害にあった祥博さんは命に別条はなく、「就寝中の出来事だった」と話しているということで、警察は経緯を詳しく調べています。

ここからは現場近くの磐田警察署前から、広瀬修一キャスターがお伝えします。

事件の通報があったのは、16日午前3時前のことで、日高社長が前腕部を切り付けられました。

駆け付けた警察によりますと、左ひじ付近に15cmほどの切り付けられたようなけがをしていたということです。

命に別条はないということですが、就寝中に襲われたという趣旨の話を日高社長がしているということです。

トラブルの詳しい原因については分かっていないものの、前の日の夕方にも日高葉菜容疑者から通報があったということで、時間帯は分かりませんが、取材をしたところ、複数の人がマンションの前にパトカーが止まっている様子を目撃していました。
容疑者からの通報に対応したパトカーかもしれません。

そのため、今回午前3時前の通報よりも前に、さらに何かしら前兆があったうえでの今回の事件だったと思われます。

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