9月15日、新潟県魚沼市にある巻倉山付近を登山仲間と3人で沢登りをしていた60代男性が、仲間とはぐれ自力で下山できなくなり県警に救助要請しました。16日午後に消防隊により発見され、男性は県警ヘリで無事救助されました。
15日、魚沼市内の巻倉山付近で登山仲間の50代男性と30代女性の3人で沢登りをしていた長岡市に住む60代男性が午後4時ごろ「山で迷った、明日ヘリで救助してくれ」と警察に通報しました。
警察によりますと、男性は仲間と14日午前6時ごろから午後3時ごろまで沢登りをし、持ってきた簡易テントで一泊した後、15日午前6時から再び沢登りを開始。
午後1時ごろ、2手にルートが分かれる場所に差し掛かった際に、仲間の2人に「先に行っててくれ」と告げ、1人で別のルートを進み遭難したということです。仲間の2人は自力で下山し、無事でした。
警察は16日午前6時ごろから、消防と合わせて10人体制で捜索に当たり、午後1時半前に、消防隊が巻倉山の標高1758メートル付近で男性を発見。その後、県警のヘリによって救助されました。
消防によりますと、男性は発見された当時、オレンジ色のアウターと黒いズボンを身に着けていて、ケガはなく、体調も問題はないということです。
警察は「天気予報をこまめに確認しながら、複数人で登山する場合は離れることがないようにしてほしい」と注意を呼びかけています。
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