外国人観光客が多く集まる東京のインバウンドの聖地、浅草と渋谷はこの週末、大きな祭りでにぎわいを見せました。

浅草の夏を締めくくる「浅草サンバカーニバル」は、コロナが落ち着き5年ぶりに完全復活での開催。

そして、渋谷で15日に開かれたのは、金王八幡宮の「例大祭」。
街のシンボル、渋谷109の前に13基のみこしが集まり、“みこしパレード”が行われました。

参加者:
ことし80歳になりました!頑張ってまだ現役でやってます!

109前の広場や階段も見物客でいっぱいです。

見物客:
都心でこれだけの規模のお祭りがあるのは、やっぱりいい。

外国人観光客:
ハッピーだよ!これはとても良い。みんな笑顔だしうれしそう!頑張っている。

みこしと記念撮影をする外国人観光客も笑顔でした。

熱気に包まれた週末の渋谷。道玄坂やセンター街も人だかりができました。

オープンカーの運転手は、身を乗り出し、みこしを撮影。
交通規制の中でも、多くの人が祭りを楽しんでいました。

一方で、ひやりとする場面も。
取材中、にぎわいのさなか、救急車が行く手を阻まれる場面を何度も目撃。

さらに、道路にあふれた歩行者の横すれすれを車が通過。
中には、人があふれる歩道に突っ込んでいく自転車の危険運転まで。

そして路上で相次いでいたのは、バナナのポイ捨て。そこには2024年ならではの理由がありました。

15日は季節外れの暑さで、水分補給が欠かせませんでした。
飲み物と一緒に冷やしていたのがバナナです。

しかし、祭りの後には、無造作に置かれたごみ袋に、空き缶とバナナの皮が。
さらに、ショーウインドーの前には食べかけのバナナも。

ポイ捨ては渋谷区で禁止された迷惑行為。マナーを守って楽しむことが求められています。

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