今夜は「中秋の名月」。長野県内ではみられるのでしょうか。岸本慎太郎気象予報士の解説です。

■中秋の名月とは

中秋の名月とは旧暦の8月15日、「十五夜」に見える月のことです。十五夜と聞くと、「満月」というイメージがあるかと思いますが、実はそうとは限らないのです。

今年の満月はあす18日の午前11時34分なので厳密には、あすなのですが、その時間、日本からは月が見えないので、今夜遅い時間か、あすの月の出の直後に見る月が最も満月に近いです。

■県北部・中部・南部では?

ーー県内はあいにく曇っているところもありますが 

北部では晴れているところもあります。

中部では雨のところが多く、今夜は難しそうです。

南部は夜遅くなると雲が増えてきますので、今夜は早めの時間の方がチャンスはありそうです。


■あすは夜の初めころまで雨の予想

あす18日は夜の初めごろまで雨の降っているところがあるので、遅い時間の方が見やすいかもしれません。

あすは南部で晴れるところが多いので、南部の方はお月見はあすのほうが良いかもしれません。

雲の間から見える月もまた良いです。スッキリと晴れていなくても、ぼんやりと浮かぶ中秋の名月を楽しんでみてはいかがでしょうか。

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