マンションのサブリース(転貸)物件を違法な風俗営業に使う目的を隠し賃貸したとして、警視庁保安課は18日までに、都内の不動産会社代表を詐欺容疑で逮捕した。物件を管理するサブリース業者に対して、会社員が住居として使用するという虚偽内容の書類を示していたという。

逮捕したのは東京都新宿区の不動産会社代表、直井延浩容疑者(36)。逮捕容疑は3月、サブリース業者が管理するマンション一室について、メンズエステに使う目的を隠して建物賃貸借契約を結び、賃借権を不正に取得した疑い。

違法風俗営業に対する警視庁の捜査の過程で、サブリース物件の不正な契約が発覚した。性風俗店の違法営業や特殊詐欺グループの拠点を排除するため、各地の警察は賃貸物件への取り締まりを強化している。

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