静岡県川根本町の寸又峡温泉の近くで9月18日午前10時頃に落石が発生しました。この落石で道路が封鎖され観光客など33人が孤立する事態となりました。

落石現場は静岡市街地から約60km、車で2時間程の寸又峡温泉の近くです。

観光客の方は寸又峡温泉の温泉街から“夢のつり橋”を観光したあと、温泉街へ歩いて戻ろうとしていたところ落石が発生しました。

幅6mほどの道路が落石によって封鎖され、観光客や工事関係者など33人が取り残されたということです。

迂回路などはなく完全に取り残された状態になりました。

―これだけ天気の良い日にまさか落石が起きるとは思わないですよね?

菊地幸夫 弁護士:
原因究明はこれからでしょうが、雨が降って地盤が緩んでいたのでしょうか。とにかく人的被害が無かったのが不幸中の幸いでした。なるべく早く全員の方が救助されることを願っています。私も家族旅行で行ったことがありますが、他に道がない所ですよね

救助はヘリコプターで1人1人釣り上げ近くのヘリポートに運んでいると言うことです。現場近くにいる村田記者に現在の状況を聞いてみます。

ー今回の落石、地域の人たちの受け止めは?

村田彬 記者:
現場近くで50年以上にわたって土産物店を営んでいる店主の方は観光シーズン前の事故で「一早く復旧して欲しい反面、安全性をしっかり確保して欲しい」という複雑な思いを話してくれました

ー観光客は駐車場に車を止めて徒歩で行ったと思いますが、(中継現場から)駐車場は近い?

村田彬 記者:
駐車場はここから3分ほどの場所にあり、車は止まっていますが観光客の姿は見えません

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