北海道南部の道立江差高等看護学院で学生が自殺した問題で、遺族が北海道に損害賠償を求め、提訴しました。
2019年、道立江差高等看護学院の男子学生が自殺した問題では、北海道が設置した第三者委員会が2023年3月、教員によるパワハラを認定。自殺との「相当因果関係」を認めました。
その後、北海道は遺族に謝罪しましたが、パワハラと自殺の因果関係は否定していました。
遺族は北海道の対応が「理不尽でかたくなだ」として、北海道に約9500万円の損害賠償を求め函館地裁に提訴しました。
北海道は「訴状が届き次第、適切に対応する」とコメントしています。
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