6つの市民襲撃事件などに関与した罪に問われ1審で無期懲役の判決を受けた工藤会の元ナンバー3の男の控訴審が19日、結審しました。

特定危険指定暴力団工藤会の元ナンバー3、菊地敬吾被告(52)は、元警察官銃撃事件など6つの事件に関与したとして1審で無期懲役が言い渡されました。

1審で菊地被告は事件への関与を全面的に否認していましたが、控訴審では一転、元警察官銃撃事件など3つの事件について関与を認めていました。

福岡高裁で19日に開かれた裁判で弁護側は関与を認めた3つの事件について「殺意はなかった」と主張しました。

一方、検察側は「供述はまったく信用できない」として控訴棄却を求めています。

判決は2025年1月23日に言い渡されます。

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