沖縄県警糸満署は20日、八重瀬町の80代女性が、銀行員を名乗る男らにキャッシュカードをだまし取られる預貯金詐欺に遭い、現金100万円を引き出されたと発表した。県内では8月下旬から沖縄市や名護市などで同様の被害が相次ぎ、県警が注意を呼びかけている。
署によると19日、女性宅の固定電話に役場や金融機関職員を名乗る男から「保険税が多く支払われている」「入金手続きのため職員が今から向かうので、キャッシュカードを渡してください」などとうその連絡があった。男は女性から暗証番号を聞き出した後に自宅を訪ね、カードをだまし取り、20日にかけて計100万円を引き出したという。
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