9月22日朝、北海道函館市の国道で路線バスと乗用車が正面衝突する事故があり、バスの乗客ら18人がけがをしたほか、乗用車の運転手が意識不明の重体です。

 救助にあたる消防隊員。

 白い乗用車は大破し、衝突した路線バスはフロントガラスが割れるなど前方が大きく壊れています。

 事故があったのは函館市志海苔町の国道278号線です。

 午前7時ごろ目撃した人から「バスと乗用車の事故で乗用車が大破して煙が出ている」と消防に通報がありました。

 「午前8時40分です。大破した乗用車から乗っていた人が救助されました」(小町麻紀カメラマン)

 この事故で乗用車の運転手の女性が意識不明の状態で病院に搬送されました。

 また警察によりますとバスには乗客19人と運転手の、合わせて20人が乗っていて、このうち乗客17人と運転手がケガをして病院に搬送されました。

 いずれも軽傷だということです。

 「連続でビーと(クラクション)が鳴って、ほんのちょっとしたら音がした『ドン』って。(バスの)運転手が降りてきて足を引きずっていた」(通報した人)

 「(乗用車の)中は女性の方がいて、声かけても全然反応しなかった」(付近住民)

 警察はどちらかが反対車線にはみ出し、正面衝突したとみて当時の状況を詳しく調べています。

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