熊本県内は大気の状態が非常に不安定になっていてけさ宇城市三角では9月の観測史上最多の1時間雨量を観測しました。
気象台は土砂災害や低い土地の浸水などに警戒するよう呼びかけています。
【平井 茂徳記者】
「熊本城の前を流れる坪井川です。雨で川が増水し黒く濁った水が勢いよく流れています」
山陰沖にある温帯低気圧から伸びる前線に暖かく湿った空気が流れ込み県内は大気の状態が非常に不安定となっています。
宇城市三角で9月の1時間雨量として観測史上最も多い64.5ミリの非常に激しい雨を観測。このほかにも阿蘇市や芦北町で非常に激しい雨を、山鹿市や天草市、水俣市、熊本市などでも激しい雨を観測しました。
気象台によりますと、22日このあと予想される1時間降水量は多い所で、熊本地方、阿蘇地方、球磨地方で50ミリ天草・芦北地方で40ミリとなっています。
気象台は土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒するよう呼びかけています。
また、この雨の影響でJR豊肥線が肥後大津と宮地の間で運転を見合わせているほか、三角線も運休や遅れが発生しています。
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