警視庁のパトカー=東京都渋谷区で2021年4月25日正午、吉田航太撮影

 偽造した運転免許証を使い乗用車を借りたとして、警視庁高尾署は24日、工学院大先進工学部助教の森田真人容疑者(38)=東京都八王子市万町=を偽造有印公文書行使容疑で再逮捕したと発表した。

 逮捕容疑は9月5日午後8時半ごろ、八王子市内のコンビニエンスストア駐車場で、インターネットの掲示板「ジモティー」で知り合った男性に、偽造した運転免許証を示し、乗用車を借りたとしている。容疑を認めているという。

 高尾署によると、森田容疑者は9月12日夜、無免許で車を運転したとして道路交通法違反の疑いで逮捕されていた。その後の捜査で、6年前に失効した免許証に、パソコンで自作したシールを貼って有効期限などを偽装していたことが発覚。

 森田容疑者は「免許を失効しているのは分かっていたが、面倒でそのままにしていた。3~4回車を借りて、通勤などに使っていた」と供述しているという。【朝比奈由佳】

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