気象庁は25日午後1時5分、日本の南にある熱帯低気圧が台風16号になったと発表した。同日正午現在、中心の気圧は1002ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルで、ゆっくりした速さで西北西へ進んでいる。沖縄気象台によると、沖縄への直接の影響はない見込み。
気象台は大東島地方を除く県内全域で雷注意報を発表している。沖縄地方の沿岸の海域は、うねりを伴い波がやや高く、沖縄本島地方では次第に波が高くなる予想。気象台は今後、波浪注意報が出る可能性があるとして、注意を呼びかけている。
25日の沖縄地方は、気圧の谷や台風周辺の湿った空気の影響で曇りや雨となり、所により雷を伴う。
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