群馬・前橋市で6日、車が対向車線にはみ出し、衝突する事故が発生した。
現場は事故多発地点で、道幅拡幅工事中だが、狭い部分が残っているため、すれ違いが難しい状況が続いている。
拡幅工事の完成のめどは立っていないという。
「1年に3〜4回事故がある」
群馬・前橋市で6日午前8時ごろ、多くの車が行き交う中でカメラがとらえたのは、直線道路を走っていたはずの車が、突然対向車線にはみ出し、衝突する瞬間だった。
この記事の画像(12枚)撮影者によると、車はガードレールにぶつかり、そのはずみで対向車に衝突したのではないかという。
この場所について、撮影者は「不思議な道路なので、1年に3〜4回事故がある」と話していて、事故多発地点だという。
そのわけは道幅が関係していた。
現在、この道路では道幅を広げる工事の途中で、事故を起こした車と同じ方向から道路を通ると、道幅がガードレールで狭められていく様子が見られた。
撮影者は、「ガードレールに、結構みんな突っ込んだり」と、道路の状況を語った。
「2台すれ違うのがギリギリ」…完成は未定
事故現場周辺だけ、まだ道幅が狭いままだったのだ。
撮影者は、「本当に乗用車が2台すれ違うのがギリギリ。交通量の多い朝なんかは本当に戦争のような道路」だと語った。
道を管理する前橋土木事務所によると、事故が何度も起きていることを把握していて、現在も拡幅工事を進めているが、完成のめどは立っていないという。
(「イット!」 9月25日放送より)
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