SNSを通じて知り合った女性を名のる相手から、儲け話をもちかけられ、40代の男性が約2900万円をだましとられました。警察は、いわゆる「SNS型投資・ロマンス詐欺」とみて、捜査するとともに、被害防止を呼びかけています。

警察によりますと、長野県伊那市の40代の男性は6月下旬にSNSを通じて知り合った女性を名のる相手から「同じ取引を一緒にしながらFXを教える」「指示するとおりに送金するように」などのメッセージを受信しました。

相手から指定された口座に7月中旬から8月下旬の間、10回にわたり、合わせて2500万円を振り込んだということです。その後、「暗号資産」9.987イーサリアム(約400万円 9月27日時点)を送金しました。

被害総額は約2900万円にのぼります。

男性は知人に相談し被害に気づいたとうことです。

警察は「儲け話を鵜呑みにせず、インターネットやSNSでの投資話は詐欺を疑ってほしい」と被害防止を呼びかけています。

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