今回の大規模な陥没事故、トンネル工学の専門家はどのように受け止めているのでしょうか。
【 広島工業大学(トンネル工学が専門)・岡崎泰幸講師】
「シールドマシンというのがもともと軟弱な地盤を対象とした工法で、地下水や地盤変状に影響が少ないといわれている工法なので、そこで今回のことが起きた『なぜだろう』と」
専門家は今回の工事は安全面に配慮が伺えるとします。
【 広島工業大学(トンネル工学が専門)・岡崎泰幸講師】
「トンネル径が6m。地表面からトンネルの上端まで30mあって5倍あるので安全に掘れるように、できる限り地表面から距離をとろうとしたのかなという印象」
その上で指摘したのは、事前の地盤調査についてです。
【 広島工業大学(トンネル工学が専門)・岡崎泰幸講師】
「(事前の)調査数がもうちょっと多いとよかった可能性もあります。これからはどう改善していくか技術者の課題になっていく」
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