SNSの「テレグラム」で客を募り、覚醒剤を郵送で販売していたなどの疑いで、大阪府警は20代の男らを逮捕しました。
覚醒剤取締法違反の疑いで逮捕されたのは、大阪市西成区の無職・岡田葉太容疑者(22)です。
岡田容疑者はことし6月、覚醒剤の結晶を愛知県に住む男に配送し、営利目的で譲り渡すなどした疑いがもたれています。
■匿名性高いSNS「テレグラム」のチャンネルで購入者募る
警察はことし5月、SNSのテレグラムで、覚醒剤の購入者を募っている「チャンネル」を見つけ、その運営者である岡田容疑者の関係先を捜索したところ、覚醒剤や郵送に使用する菓子の箱などが見つかったということです。
テレグラムは設定をすれば、メッセージのやりとりや、送信元までも一定時間が経つと自動で消すことができるなど匿名性が高く、犯罪などに悪用されるケースが相次いでいます。
同様のチャンネルはほかにも3つあり、警察は岡田容疑者のほか、20代の男4人も逮捕したと発表しています。
岡田容疑者らが運営していたテレグラムのチャンネルには、あわせて1300人ほどの登録者がいたことが確認されています。
警察はこうしたSNSの取り締まりを強化しています。
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