9月28日に行われたソフトバンク戦(エスコンフィールドHOKKAIDO)。
ファイターズは最終回にアリエル・マルティネス選手のサヨナラ打で劇的な勝利をあげレギュラーシーズン2位を確定、エスコンフィールド初となるクライマックスシリーズ開催を決めました。
試合は同点で迎えた3回裏、後半戦絶好調の4番フランミル・レイエス選手の2試合連続のホームランで勝ち越します。
その後もファイターズは追加点を奪い、5対2とリードして迎えた8回表、4番手・池田隆英投手が山川穂高選手に同点3ランホームランを浴びると、柳町達選手にも逆転タイムリーを打たれます。
それでも最終回、水野達稀選手のホームランで追いつくと、さらに1アウト満塁のチャンスでマルティネス選手のサヨナラ打で勝利しました。
首位ソフトバンクにはいない、“神助っ人”2人の活躍が際立った試合でした。
ファイターズOBでプロ野球解説の鶴岡慎也さんは「CSのキーは外国人打者」と断言する。
ソフトバンクにはジーター・ダウンズ選手もいますが、9月25日に出場選手登録したばかりで実力は未知数です。
一方、ファイターズのレイエス選手は後半戦絶好調です。7月以降の本塁打数は21
本、8月度の月間MVPも受賞するなど、いまは4番・レイエス選手が固定できているのが大躍進の要因の1つです。
マルティネス選手もシーズン序盤、好調だったチームを勝負強い打撃で支えました。
夏場は調子を落とし、代わってレイエス選手が台頭してきましたが9月以降は復調しました。
そしてファイターズはソフトバンクに7連勝中。
さらに鶴岡さんはCSファイナルへ向けて「ファイターズは有原投手、モイネロ投手の2枚看板を後半戦に打っているのは心強い材料」と解説します。
CSファイナルへ向けて好材料が豊富にあるファイターズ。下剋上の可能性は決して低くありません。
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