25日、午前3時過ぎ宮古島市で大規模な停電が発生しました。
午前9時30分時点で宮古島市全域のおよそ2万5000戸に及んでいます。
沖縄電力が復旧にむけた作業を急いでいますが、めどはたっていません。

この停電の影響により、県立宮古病院は復旧するまで外来患者の受け入れや、予定された手術を休止すると発表しました。
宮古島市平良の高齢者施設では、非常用の電源で一部対応していますが、湯沸かし器やエレベーターが使えないため、利用者の入浴サービスなどを停止しているという事です。

また、市内の小中学校については各学校長が休校とするか検討中とのことです。
3つの県立高校については、午前中に復旧しなければ休校とします。

市内では信号が消えているために、交差点では警察が手信号で交通整理を行っています。警察や消防によりますと、これまでに事故やけが人の情報は入っていないとのことです。

市役所については通常通り開庁していますが、停電の影響により一部対応できない業務があるとのことで、来庁前に担当部署に問い合わせてほしいとのことです。

現在、沖縄電力は市内の発電所や送電設備に職員を派遣して原因を詳しく調べるとともに復旧を急いでいます。

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