JR東日本の子会社の鉄道車両メーカーが全国29社にデータ改ざんを行った列車部品を納入していたことがわかり、国土交通省は特別保安監査を開始しました。
国交省が立ち入り調査に入ったのは、横浜市金沢区にある鉄道車両メーカーの「総合車両製作所」です。
この会社では列車の車輪と車軸でできる「輪軸」の組み立て作業時に、2114本でデータを改ざんするなどの不正が確認されました。
データが改ざんされた輪軸は、全国の鉄道会社など29社に納入されていて、このうち7割以上の1504本が東急電鉄で使われ、東横線などで使用されていました。
東急によりますと安全性は確認されていて、運行に問題はないということです。
不正は少なくとも10年以上前から行われていて、国交省は関係者から話をきくなどして安全管理体制について調べています。
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