先日、五木村の山中で男性が滑落し死亡した事故を受け、国交省川辺川ダム砂防事務所が緊急安全大会を開き、現場での安全対策の徹底を呼びかけました。
この事故は9月17日、五木村丙の山中で、福岡市にある建設コンサルタント会社の男性が斜面から約50メートル下に滑落し、死亡したものです。
男性は、川辺川に建設予定の流水型ダムの環境調査で保全や移植が必要な植物を把握するため、現場で植物を採集していたということです。
今回の死亡事故を受け国交省川辺川ダム砂防事務所は9月27日、緊急の会合を開催。
リモート参加を含め工事や調査に関係する業者約120人が出席し、冒頭、亡くなった男性に黙とうを捧げました。
会合では齋藤 正徳 所長が「地形が急峻で足元が悪い中での作業が多い。改めて安全管理、対策の徹底をお願いしたい」と呼びかけました。
死亡事故を受け、川辺川ダム砂防事務所は斜面での作業を中断していて、今後、安全管理の再確認が取れ次第、順次、作業を再開するとしています。
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