猫のフンや尿が入ったポリ袋をマンションの6階の廊下から投げ捨てた疑いで36歳の男が逮捕されました。
奈良県大和高田市にあるマンションに住む36歳の男は、9月18日午後8時45分ごろ、飼い猫のフンや尿が入ったポリ袋2個(約146グラム)をマンション6階の廊下から投げ捨てた疑いが持たれています。
■「窓枠にうんこがついていた」「ボンネットの上にうんこが散らばっていた」
警察によると、ことしの5月以降、毎月付近の住民から「窓枠にうんこがついていた」「ボンネットの上にうんこが散らばっていた」「上からゴミが降ってきた」などといった相談が寄せられていたということです。
被害はマンションの周囲の住宅6軒ほどに及び、屋根やカーポートの上に落ちていたフン尿が入ったポリ袋の数はあわせて20個あまりに上ったということで、警察は犯人を特定すべく、ことし7月に防犯カメラを設置しました。
■6階から降ってきた『フン尿入りポリ袋』防犯カメラが犯行の一部始終を捉える
翌8月にフン尿入りのポリ袋が投下された際、防犯カメラは犯行の様子を鮮明に捉えることができませんでしたが、9月に投下された際に犯行の一部始終の撮影に成功し、男の逮捕に至ったということです。
■有料のゴミ袋に入れて捨てる必要あり「猫のフンのためだけに新しい袋を出すのはめんどくさい」と男
男は、警察の調べに対し、「私が住むマンション6階の廊下から、飼っている猫のフンやトイレの砂が入ったビニール袋を、外に投げ捨てたことに間違いありません」と容疑を認めています。
また、大和高田市では、家庭ごみを有料の指定ゴミ袋に入れて捨てる必要がありますが、男は動機について「家庭ごみの袋が満杯になった時に、猫のフンのためだけに新しい袋を出すのはめんどくさい」
「長期間、猫のフンを自宅内で放置しておくのも臭いし、気持ちが悪い」と話しているということです。
男が飼っていたのは、白猫1匹でした。
警察は、男が複数回にわたり、フン尿が入ったポリ袋を投げ捨てていたとみて捜査しています。
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