福岡市のクリニックでは1日からインフルエンザの予防接種が始まりました。
65歳以上と、60歳から64歳までの基礎疾患がある人は費用の一部が公費負担となる「定期接種」で、対象者は福岡市や北九州市が1500円、久留米市は1650円で接種を受けることができます。
◆60代女性
「早く打った方が安心じゃないかなと思って」
◆20代女性
「体調崩しやすい方なので、体調崩したくないなと思って忘れないうちに早めに来た」
さらに新たに「定期接種」の扱いになったのが、新型コロナワクチンです。
今年3月までは全世代が自己負担なしで接種できましたが、10月1日からは個人の重症化予防を目的とした「定期接種」となりました。
その対象はインフルエンザと同じく「65歳以上」と「60歳から64歳までの基礎疾患がある人」。
接種は1回のみで、自己負担額は福岡市が3200円、北九州市と久留米市が3260円となっています。
そして接種に用いられるワクチンはファイザーやモデルナなど全部で5種類。
福岡市のフカガワクリニックでは、ファイザーと武田薬品の2つを使用します。
◆フカガワクリニック 深川康裕院長
「ファイザーは8000人くらい打っているが、重症化した人はほとんどいない。(接種によって)熱が出たりだるかったり、副障害が強かった人は(副反応の少ない武田製品の)ヌバキソビッドのものに変える」
クリニックへの接種予約は、すでに3~4件入っているということで、クリニック側は特に基礎疾患がある人に対して積極的な接種を勧めています。
◆フカガワクリニック 深川康裕院長
「インフルエンザよりは費用が倍くらいかかりますから、金額の問題はあるかと思いますけど、命には代えられないのかなと思います」
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