兵庫県は、虐待に関する情報を児童相談所と警察でリアルタイムで共有するシステムの運用を始めました。
1日、兵庫県で運用が始まったのは、児童相談所が受理した「虐待事案の全て」を警察とリアルタイムで共有するシステムです。
去年、神戸市で6歳の男の子が虐待され死亡した事件で、児童相談所と警察の間で十分に情報共有がされなかったことを受けて始まりました。
このシステムでは、これまで月に1回だった「虐待事案」の情報共有を1時間に1回、自動的に行います。
また、共有先を県警本部だけでなく、各警察署にも広げることで、現場の警察官が迅速かつ的確に対応することが可能になります。
こうしたシステムの運用は、全国で2例目です。
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