大阪市建設局の職員が、職場の金庫から現金約11万円を盗もうとしたとして、市が被害届を提出しました。
先月30日、午前3時ごろ、大阪市福島区にある大阪市建設局の北部方面管理事務所で、24歳の男性職員が行政手数料などを保管している2つの金庫から、現金10万6050円を持ち出したということです。
その後思い直した職員は、午前6時半ごろ事務所に戻り、金庫に現金を戻していましたが、そこを出勤した別の職員に発見され、そのまま逃走しました。
午前9時ごろになって、男性職員から上司に対し、「金庫内のお金に手を付けた」と電話があったということです。
大阪市によると、盗まれた現金はすべて返還されているということですが、市はきょう2日、福島警察署へ被害届を提出しました。
男性職員は「多額の借金があった」と話しているということです。
大阪市は、「本市に対する信頼を著しく失墜させましたことは誠に遺憾であり、深くお詫び申し上げます。再発防止を徹底して信頼回復に努めてまいります」とコメントしています。
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