10月1日、新政権が発足し総選挙へ…この動きが地方にも影響が。
石破茂首相の就任からスピード解散となり、思わぬ影響を受けているのが北海道釧路市です。果たして有権者にメリットはあるのでしょうか。
10月27日 衆院選投開票の他には…
釧路市は、衆院選のほか、市長選や道議補選が27日投開票となりトリプル選挙に。さらに9日までに市議会議員が辞職すると市議会議員の補欠選挙も行われる可能性があります。そうなれば“4重選挙”に。
また、胆振地方の豊浦町は、現町長の辞職に伴う町長選や町議選があり、衆院選を加えると3つの選挙が重なります。
一方、帯広市は道内外から約5000人が参加する「フードバレーとかちマラソン」が27日開催されるため、交通機関が混み投票に影響するのではないかと考えられています。
選挙担当者が語るメリット・デメリット
釧路市選挙管理委員会の高野靖司事務局長によりますと、選挙が重なることは行政と市民、それぞれにメリットとデメリットがあるといいます。
行政のメリットは経費が抑えられることです。デメリットは、1日の業務負担が増えることです。
市民のメリットは、1回の投票で済むこと。デメリットは、選挙が混在するため投票用紙を何枚も書かなければならないという点です。
いずれも投開票日は10月27日。
投票は私たちが政治に参加できる権利です。大切な1票を投じましょう。
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