坂井学国家公安委員長

 京都府警の白井利明本部長が部下に「殺すぞ」などと発言した行為がパワーハラスメントと認定された問題で、坂井学・国家公安委員長は4日の閣議後記者会見で、「都道府県警の最高幹部であり、ハラスメント行為の防止を推進する立場にある人間がこのような行為をしたことは誠に遺憾」と述べた。

 坂井氏は、本部長の指揮監督が適切に実施されるように警察を指導すると言及。「パワハラに該当しない中での適切な指導」を求める考えを示した。

 警察庁は3日、白井本部長を長官訓戒の処分とし、14日付で長官官房付に異動させ、事実上の更迭とする人事を発表した。【山崎征克】

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