豪雨被害の爪痕が残る石川県の能登地方では広い範囲で雨となっている中、住民などが復旧作業に追われています。

石川県内は前線に暖かく湿った空気が流れ込み、4日朝から大気の状態が不安定となっています。

午前8時半過ぎの輪島市の輪島朝市では、重機による復旧作業が進められていましたが、連日続く雨で、足場の悪い中での作業となりました。

午後2時過ぎまでの48時間に降った雨の量は七尾市で89.5mm、珠洲市で86mmなどとなっています。

輪島市の町野川沿いでは、安否不明となっている中山美紀さん(31)の捜索が行われていましたが、10分間に5mm以上川が増水したことを受け、午前中は一時活動を休止しました。

気象庁は、雨雲が予想以上に発達すれば警報級の大雨になる可能性もあるとして警戒を呼びかけています。

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