先月、広島市で起きた陥没事故で、広島市は事故の原因を調べるために傾いた建物などを解体する可能性があると明らかにしました。
先月26日、広島市西区で道路が陥没する事故が発生し、周辺の11棟の建物で傾きやひびなどの被害が確認されています。
事故発生した時、地下では雨水管の整備工事が行われていて、広島市は、事故と工事の因果関係を認めています。
4日に行われた広島市の市議会で、松井市長は今後の調査などについて説明しました。
【広島市・松井一実市長】
「損傷した建物で危険な状態にあるものは安全を確保するために解体する場合がある。建物等によっては事故原因調査を円滑に行うために解体が必要となるものがある」
また、建物の解体に伴い雨水管の工事再開には時間がかかるとしたほか、今後、有識者による委員会を設置して、原因の究明を急ぐ考えを示しました。
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